次の250年へ 学生ら意欲的提案

最優秀企画賞は「ヤマサちくわを永遠に」/愛大で地元企業との課題解決プロジェクト最終報告会

2020/12/17

ヤマサちくわの担当者から講評を聴く学生たち(愛知大学豊橋校舎記念会館で)

 愛知大学(川井伸一学長)と愛知銀行(伊藤行記頭取)の連携による活動にヤマサちくわ(佐藤元英社長)が参画した「地元企業との課題解決プロジェクト」の最終報告会が15日、同大学豊橋校舎の記念会館で開かれた。同大学地域政策学部・文学部の1~3年生計39人が8チームに分かれて、プレゼンテーションを行った。ヤマサちくわの総務部長、愛知銀行の営業部長、地域政策学部の鈴木誠教授らが審査した。

 課題テーマは「創業 200年のヤマサちくわが次の創業 250年を迎えるために、何をすべきでしょうか」。

 学生たちは、さまざまな角度から集めたデータや独自に実施したアンケートをもとに現状分析を行い、課題を見つけ、解決に向けた提案を行った。

 鈴木誠教授は「現状分析が良くできていた。見渡す未来像を描けており、意欲的な提案があった」と講評した。

 最優秀企画賞は「ヤマサちくわを永遠に」。50年の年月とヤマサの持続性を考えた時、大切なのは親と子のつながりであるとし、世代間のつながりを重視した商品づくりを盛り込んだプロジェクトを提案した。

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