桜の季節
第五章 第3回
2021/04/11
今春加入した有望な1年生たち
愛知県高体連バスケ専門部は、今年度の公式戦スケジュールを発表した。新型コロナウイルス感染拡大で日程は急きょ変更される場合もある。
インターハイは東三河予選が24日に開始され、県大会は5月22日から始まる。決勝は6月5日で(例年通りなら)上位2校が全国大会の出場権を獲得する。東海大会は6月12、13日に三重県で行われ、全国大会は7月25日から新潟県で開催される。
夏季大会(東三河)は8月9、10、11日に実施される。今年度から新たな取り組みとして、9月から来年2月にかけて県内の上位チームによるリーグ戦が行われる。本来は昨年度から実施する予定だったが、コロナ禍で今年度に延期された。桜丘をはじめ、中部大第一や安城学園、岡崎城西などの出場が予定される。
ウインターカップ(オール愛知)は、1次トーナメントが9月25日に開始される。桜丘は10月23日からの2次トーナメントに出場する。
注目の決勝は11月3日に行われる。約半年後、桜丘の選手たちは、どんな心境でこの瞬間を迎えるのだろうか。
全国大会は、試合日程や開催地が調整中となっている。
ウインターカップの登録選手は15人。昨年は3年生が4人のみだったが、今年は例年以上にベンチ入りを懸けた競争が激しくなりそうだ。
江崎悟監督に聞くと、今春加入した1年生でレギュラー争いできる服部フェルナンドと松井快吏のほかに、橋本岳大と平寿哉、竹林俊哉、林龍拳、そして中尾良平の弟・颯児らも有望な候補だという。
当落線上にいる選手だけでなく、松野遥弥や土屋来嵐も危機感を持って激しく火花を散らし、成長してほしい。