コロナ禍影響で受注減

アーレスティ2021年3月期連結決算/今期・下半期は回復傾向

2021/05/20

 豊橋市にあるアルミニウムダイカストメーカーのアーレスティ(高橋新社長)は、2021年3月期の連結決算を発表した。新型コロナウイルス感染症拡大により自動車メーカーからの受注が減少、下半期は回復傾向をみせたものの赤字決算となった。

 通期の連結経営成績は、売上高929億7300万円(前年度比22・9%減)、営業損失25億5400万円(前期7億6400万円の利益)、経常損失20億9400万円(同4億600万円の利益)、当期純損失28億4300万円(同6億8500万円の純損失)となった。配当は通期で5円とした。

 国内では上半期、自動車メーカーの操業停止や生産調整の影響により受注が大きく減少。第3四半期は前期水準まで回復したものの、その後は半導体不足による自動車減産の影響を受けた。海外では、北米が下半期に受注を取り戻して、営業黒字を確保。アジアでは、ロックダウンによりインド工場で操業停止を余儀なくされた。

 22年3月期は下半期からの需要回復を想定しており、黒字確保を予想。売上高1100億円、営業利益18億円、経常利益16億円、当期純利益6億円、通期配当10円を見込んでいる。

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