豊橋中央は攻められず敗退 /「選手たちは着実にステップアップ、勝負の夏へ挑戦」
2021/05/30
今夏の飛躍を誓った豊橋中央ナイン(豊田球場で)
夏の大会の前哨戦に位置付けられる第144回全三河高校野球大会は29日、豊田球場で準決勝2試合が行われ、東三河勢で唯一勝ち残る豊橋中央は、0―3で刈谷に惜敗した。
豊橋中央は、先発の辻康平が刈谷打線に捕まり、立ち上がりに失点を喫した。
途中から登板した間宮愛斗と本間亮太郎は、走者を背負いながらも粘り強い投球で要所を抑え、味方の反撃を待った。
一方、打線は刈谷の好投手・遠藤泰介を打ち崩せず。最終回に2死二、三塁の好機を作ったが、わずか3安打と最後まで得点のチャンスを生かせなかった。
試合後、萩本将光監督は「打線がチグハグだった。敗戦は悔しいけれど、選手たちは着実にステップアップしている。細かな部分を修正し勝負の夏へ挑戦したい」と述べた。
守備の要として投手陣を支えた星野真生主将は「負けて悔しい。投手陣が頑張っているのに、打線が援護できず申し訳ない。もっと上のレベルで戦えるようにしたい」と話した。
▼準決勝
【豊田球場】
豊橋中央
000000000-0
11001000χ-3
刈谷
(豊)辻、間宮、本間―片岡将
(刈)遠藤―深谷