豊川市総合教育会議で意見交換

中学校部活動の段階的地域移行など

2024/02/17

教育委員らが部活動や水泳授業について意見を交わした(豊川市防災センターで)

 第2回豊川市総合教育会議は16日、豊川市防災センターで開かれ、教育委員らが中学校部活動の段階的な地域移行と小中学校水泳授業のモデル事業について意見交換を行った。

 中学校部活動の地域移行では、現状把握や具体的な動きを協議した。市内10中学校で635人(全体の88・6%)が常設の運動部133部活12種目、文化部27部活8種目、臨時開設部は37部活9種目で活動している。

 市は、部活動の活動時間を平日は週4日で授業後から2時間以内とし、土・日曜はいずれか1日で3時間以内に定め、顧問と外部指導者による技術指導を進める。また、今後は移行期間中に外部指導者を順次拡充、地域活動支援を見定める。

 水泳授業のモデル事業は、小中学校のプールは築40年以上が多く維持管理費増加や稼働率減少など課題が生じ、民間スイミングスクールを活用した水泳授業をモデル的に行う。

 部活動や夏休み開放がなく改修、改築時期が迫っている小中学校を対象に、5月~11月の期間でインストラクターが指導。今年度は、豊川小と牛久保小、豊川中部小の3校をモデル校に選定、アイレクスNEO豊川や小坂井B&G海洋センターなどを活用する。2025年度以降は、プールの廃止や跡地利用を検討する。

 会議では、竹本幸夫市長と高本訓久教育長、教育委員が出席、市と市教委が課題を共有して教育行政の推進を図る。

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