2003/10/24
豊橋信用金庫(水野勲理事長)の第72回経済講演会は、24日午後1時30分から豊橋市小畷町の同金庫本部で開かれた。今回は、落語家の三遊亭金時氏を迎えた。
開会で吉川一弘常務(間違い=専務理事だった)理事があいさつした。吉川常務理事は、同金庫の自己資本比率が13・30%と一層向上し、10月に発表された全国信金健康度ランキングで地区トップ、全国26番目だったことを報告、日ごろのお礼を述べた。
経済講演会は、「楽は苦の種、苦は楽の種」の演題で三遊亭金時氏が話した。落語界の先輩や同僚の逸話をおもしろおかしく話した。
「最近は、大卒で落語を始める者が多くなった。東大以外の6大学卒が揃っている」と高学歴になったことや見習い、前座を経て「二つ目」になったときに「楽あれば苦あり」と教わった話をした。
三遊亭金時氏は「二つ目になると羽織袴が許される。高座が終わるとすぐに遊びに出かけられる格好。ヒマにもなるが、ここで勉強を怠ると“苦”を味わうことになる」と笑いを誘いながら人生哲学を話した。
最後に、会場に用意した高座で落語を一席披露し、会場を沸かせた。