秋季東三河地区高校野球/決勝
2017/08/24
接戦を勝ち抜いた桜丘が東三河制覇(豊橋市営球場で)
来春の第90回選抜高校野球大会(センバツ)代表校推薦につながる秋季東三河地区高校野球大会は23日、豊橋市営球場で最終日が行われ、決勝トーナメントは桜丘が7―6で豊川に競り勝ち優勝を決めた。2次Tでは、成章が9―6で豊橋南を破り最後1枠の県大会出場権を獲得した。
桜丘×豊川の決勝は、両チームとも譲らず一進一退の攻防が繰り広げられた。
先制を許した桜丘は3回、2死満塁で小林拳誠が右越え3塁打を放ち逆転。4回には、吉野弘晃が2点本塁打で追加点を挙げ突き放した。
追う豊川は、5回に藤澤朋輪が左中間を深々と破る3塁打で3点を返し、9回には藤田六郎太が左翼へ同点の本塁打。
しかし、桜丘は9回に2死2塁から岡田涼真が右中間へ適時打を打ち、劇的なサヨナラ勝ちで東三河予選を制した。
サヨナラ打を放った岡田は「真っ直ぐを狙っていた。ダメかと思ったが気持ちで抜けた。この勢いで県大会、東海大会も勝ち甲子園へ行きたい」と話した。
最後1枠の県切符を争う試合は、成章が4回に打者一巡の猛攻で逆転し、豊橋南の追撃を振り切って勝利を収めた。
▼決勝
豊川
110030001-6
004200001-7
桜丘
(豊)菊間、田村、竹田―桑名(桜)小林拳、鈴木―小柳津
▼7位決定戦
成章
000700002-9
302100000-6
豊橋南
(成)音渕、山北―青木(豊)加藤、石川―宮城
※成章が県大会出場