悩まず抱え込まず手紙に書いて

心込め親身に助言など返信/子どもの人権SOSミニレター/東三河各小中学校にも一斉配布

2017/10/29

 法務省の人権擁護機関は手紙で子どもの悩み事の相談に応じる全国的な取り組みを実施しており、そのツールとなる「子どもの人権 SOSミニレター」(便せん兼封筒)が今月中旬、東三河の各小中学校にも一斉配布された。寄せられた様々な相談に地元の人権擁護委員が親身になってアドバイスなどを書き、返信している。

 同機関では、子ども向けの電話相談として子どもの人権110番(通話無料)もあるが、SOSミニレターは、電話では相談しにくい、勇気がいるなどといった、子どもたちの気持ちに配慮した手紙による人権相談だ。

 豊橋人権擁護委員協議会(松下智治会長)の委員たちが返事を書いて返送しており、26日には蒲郡市の内田桂子委員、田原市の奥田渉子委員と樽谷初男委員が、同協議会事務局がある名古屋法務局豊橋支局(豊橋市大国町)に集合し、心のこもった返信手紙を書いていた。

 SOSミニレター担当主任の奥田委員は「子どもをめぐる人権問題は事柄の性質上、周囲の目に付きにくいところで発生することが多い。被害者である子ども自身も、教師や親、友人などの身近な人にも相談しにくいため、重大な結果が生じてから発覚することが少なくない。そんなとき、SOSミニレターなら、子どものSOSの声を、いち早くキャッチできる」と、少しでも多くの子どもたちの声が届けられることを期待した。

2017/10/29 のニュース

親身になってアドバイスを書く人権擁護委員たち(名古屋法務局豊橋支局で=提供)

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