秋季東三河地区高校野球大会

桜丘が逆転勝ちで決める/終盤、継投の山出が豊川打線抑える

2020/08/18

桜丘が東三河地区を制した(豊橋市営球場で)

 来春の第93回選抜高校野球大会(センバツ)代表校推薦につながる秋季東三河地区高校野球大会は17日、豊橋市営球場で決勝が行われ、桜丘が8―3で豊川に競り勝った。

 昨年と同じ顔合わせとなった決勝は、豊川が初回に門田実の左前打などで2点を先制した。リードを奪われた桜丘は5回2死満塁から、磯谷元希が右翼線を破る走者一掃の二塁打を放ち逆転。さらに、続く山出勝葵が二塁打、鈴木清太が三塁打で追加点を挙げて大きく突き放した。

 終盤には、継投した山出がキレのある直球を武器に、豊川打線の反撃を1点に抑え、昨年のリベンジを果たした。

 試合後、杉澤哲監督は「試合への準備期間が短い中で、試合を通じて成長してきた。大事な場面でしっかり守り切れるように、県大会までにレベルアップしたい」と話し、最初の目標としてベスト8進出を掲げた。

結果は次の通り。
【豊橋市営球場】
▼決勝
豊川
200000010|3
00006020×|8
桜丘
(豊)渡邉、木村、田崎―門田
(桜)鈴木清、山出―早川

県大会に出場する7校は以下の通り。
桜丘、豊川、渥美農、豊橋中央、成章、豊橋東、国府

準優勝の豊川(同)

国府は最終回に加藤駿介の左越え2塁打などで勝利を引き寄せた(豊橋市営球場で)

【順位決定戦】国府が乱打戦制す/県大会の切符勝ち取る

 東三河代表7校が出場する県大会への切符を争う順位決定戦は、国府と豊丘が最後1枠を巡って激しい乱打戦を繰り広げ、最後は国府が15―10で打ち勝った。

 国府は、3点差を追う7回に早川玄一郎の右前打などで同点。最終回には、鈴井快晴、早川、加藤駿介が立て続けに適時打を放ち、一挙5点で逆転勝ちした。

 乱打戦を制した大城崇紀監督は「まだまだミスが多い。自分たちで試合を組み立てられるようにならないと。特に、投手と守備の課題を修正し県大会に挑みたい」と選手たちの成長に期待を寄せた。

結果は次の通り。
【豊橋市営球場】
▼順位決定戦
国府
202300305|15
004501000|10
豊丘
(国)前田、中野、鈴木快―加藤
(豊)尾形―國嶋

2020/08/18 のニュース

桜丘が東三河地区を制した(豊橋市営球場で)

準優勝の豊川(同)

国府は最終回に加藤駿介の左越え2塁打などで勝利を引き寄せた(豊橋市営球場で)

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