動物たちを愛して守る―思い込め/13日には動物愛護デー/動物福祉の改善へ高まる期待/豊橋
2026/09/06

あいくるのロゴ
昨年10月にオープンした豊橋市中野町の市動物愛護センター(あいくる)に、ロゴが誕生した。動物愛護デーのイベントを皮切りに、施設の理念を広く伝える役割が期待されている。
開所から1年になるのを前に発表されたロゴは、犬と猫を人の手で包み込むような構図をシンボルカラーの緑色で描く。長寿や安定、調和を意味する六角形をかたどり、「動物たちを愛して守る」との思いが込められている。
当初からロゴを作る話はあったが手が回らず、今年度から本格的に準備を開始。デザインが得意な職員が考えた案に落ち着いた。完成したロゴについて山口貴宏所長は「人と動物の調和にぴったりで気に入っている」と話す。今後は啓発グッズなどに活用する方針だ。
ロゴの意味合いを体現するように、あいくるはこの1年で動物福祉の改善に効果を上げてきた。夏は暑く冬は寒い市保健所・保健センター(ほいっぷ)のガレージの一角で犬猫を保護していた開所前に対し、現在の施設は冷暖房を完備。「飼養環境の変化が一番大きい」と山口所長は語る。
今月13日には、あいくるやほいっぷを会場に午前9時半から午後3時まで動物愛護デーのイベントを開催する。会場でロゴを印刷したシールを先着100人にプレゼントする。
イベントでは、普段入れない手術室や検疫施設を巡るバックヤードツアーも実施。午前11時、午後1時半、2時半からの3回(各約30分)で、定員は各回先着10人程度。整理券は当日午前9時半から配る。
このほか、あいくるの猫ルームのネーミングライツパートナーである中央製乳の物販ブースやペット防災を学ぶ愛知大学の学生によるブース出展、高齢の犬猫をたたえる長寿動物の表彰、市内の児童から募集した動物愛護図画の表彰式も行われる。
山口所長は「センターができて動物愛護の認知度が高まってきた。さらに地域の人たちに参画してもらい、理解が広まれば」と期待を込めた。