アグリテックコンで豊橋市/事前相談窓口を開設
2026/08/06

アグリテックコンテストをPRする市職員(豊橋市役所で)
豊橋市内の農家が抱える課題の解決につながるアイデアをスタートアップ(新興企業)から募るアグリテックコンテストでは、いかに適切に両者のマッチングを図るかが成否のカギとなる。そのため主催する市は、企業側が応募前から相談できる窓口を開設した。
農業が盛んな土地柄を背景に、同コンテストは2022年度に始まった。毎回、全国の有望な農業系スタートアップが参加。入賞企業は市内農家と協力して実証に取り組み、課題解決のための新商品やサービスを開発してきた。
今年度の募集期間は9月21日から10月23日まで。コンテストのホームページ(HP)から応募する。賞金はこれまでと同じ総額1000万円。3者程度が受賞する見込み。
今回は初めて、応募する前の段階で農業関係者とのマッチングについての相談窓口が開設された。市地域イノベーション推進室によると、企業からの提案と農業現場のニーズが合致せず、実証段階で軌道修正を迫られた例もあったという。
事前に相談したい場合はHPから事務局にEメールを送る。同室の喜多亮介さんは「現場に即したクオリティの高い提案がされると期待している」と話す。
また、同コンテストの学生部門の募集は8月17日に始まる。市内にある3大学の学生とそのグループから、アイデアを9月30日まで受け付ける。寄付金を開発資金に充てる「ガバメントクラウドファンディング(GCF)」に加え、今年度は新たに賞金15万円が設定された。
企業、学生とも来年1月に入賞者が決まる。同4月から実証を開始し、製品・サービスの実用化を目指す。