三河港神野地区で津波避難訓練

東日本大震災15年/ルート確認や保存食運搬も/起震車で巨大地震の揺れ体感

2026/03/12

はしごを上って津波避難ビルの屋上を目指す訓練参加者ら(ライフポートとよはしで)

 東日本大震災の発生から15年を迎えた11日、豊橋市の三河港神野地区で津波避難訓練が行われた。地区内の事業所で働く人たちが参加し、津波避難ビルに逃げるまでの行動を確認した。

 訓練は、大規模な地震発生により三河湾側に理論上最大の2㍍90㌢の津波が約80分後に押し寄せるとの想定で実施。参加した各事業所から従業員らが避難を開始し、津波避難ビルに指定されている「ライフポートとよはし」の外階段から、途中はしごも使って屋上まで避難するルートを確かめた。保存食も屋上に運んだ。

 市の担当者は「警報が出たときにどうするのか、普段から決めておくことが大事だ」と指摘した。また、津波は第1波を観測しても、その後に到達する波の方が高くなることもあるとして「警報が解除されるまでは警戒してほしい」と注意を呼びかけた。

 訓練に参加した人たちは起震車にも乗り、机にしがみついても姿勢を保てない巨大地震の揺れを体感した。

 神野地区に立地する事業所では、こうした津波避難訓練を毎年行っている。

 2011年3月11日に発生した東日本大震災では、地震による巨大津波が東北の太平洋岸を中心に襲い、多くの死者が出るなど沿岸部に甚大な被害をもたらした。

起震車での地震体験(同)

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