「実録!豊橋けいりん」総集編で市初の快挙/ファンそれぞれの流儀リアルに/動画投稿サイト・公式チャンネルで視聴可能
2026/08/07

「実録!豊橋けいりん」の一場面(豊橋市提供)
ユニークな広告表現で注目を集めてきた豊橋競輪場(豊橋市東田町)の動画広告が、第79回広告電通賞の「地区賞 準名古屋地区 広告賞」に選ばれた。熱心な競輪ファンたちが登場する作品で、インパクトとともに現場の空気感を伝えている。
1947年創設の広告電通賞は、日本で最も歴史ある総合広告賞。今回は全国の企業、団体から計1345点の応募があり、さまざまな部門の各賞に計64点が入賞した。
豊橋市によると、同賞の受賞は同市として初。受賞作品「実録!豊橋けいりん」の総集編は、2024年から始まったポスターシリーズのドキュメンタリー映像で、今年3月に公開された。競輪場を訪れた客へのインタビューを通して、それぞれの流儀で楽しむ姿をリアルに表現している。
約2分間の動画では「競輪から学んだことはありますか」とインタビュアーから問われ「ない」と即答する高齢男性を「思い切りの良さを、競輪は教えた」と評する。車券を買っていないのに着順に熱中する若い男性には「買わなくても楽しめるって才能だ」というナレーションとテロップが付いている。
同競輪場では過去に、選手が登場して有名な映画をパロディーにしたポスターをシリーズ化し、話題になった。来場客を起用した受賞作は、そこから新しい流れを模索する中でたどり着いた。
市産業部競輪事務所の大橋史明所長補佐は「競輪場の日常を発信できるのは良い方法であり、それを評価してもらえてありがたい」と受賞を喜ぶ。その上で「選手やお客さんあっての競輪場なので、引き続き皆に主役になってもらえる競輪場にしていきたい」と展望を語った。
映像は動画投稿サイト「ユーチューブ」の豊橋競輪公式チャンネルで視聴できる。