豊橋市2026年度当初予算案発表

過去最大規模総額3131億6800万円/大型事業など押し上げ要因に/市長公約「とよはし陽だまりスペース」設置など盛る

2026/02/14

2026年度当初予算案について説明する長坂市長(市役所で)

 豊橋市は13日、2026年度の当初予算案を発表した。一般会計は1656億1000万円(前年度比6・2%増)、企業会計と特別会計を合わせた総額は3131億6800万円(同2・5%増)で、ともに過去最大規模。大型事業などが押し上げ要因になった。

 24年11月に就任した長坂尚登市長が、初めて編成過程に一貫して関わった当初予算。一般会計の歳入の約4割を占める市税収入は694億円(同2・5%増)で、個人市民税や法人市民税、固定資産税の増加などを見込む。豊橋田原ごみ処理施設の整備などにより、借金にあたる市債を136億2380万円(同26%増)発行する。

 選挙公約に基づく政策では、学校に行きづらい子どもを地域の大人が見守る自主学習の場として「とよはし陽だまりスペース」を、北部と東部の両生涯学習センターと動物愛護センター「あいくる」に開設する。

 ごみの戸別収集を導入するかどうかの検討材料とするための実証実験を、500世帯程度を対象に約2週間行う。

 このほか、市街地と豊橋市民病院とを結ぶ道路の無電柱化に向けた計画を策定する。災害時に倒れた電柱で緊急車両が通れなくなるリスクを減らす。

 市制施行120周年を記念する事業で、市内の大学生が企画するイベントを実施する。

 国の交付金を活用し、市民や事業者への物価高支援を続ける。

 昨年夏の住民投票で事業継続に賛成が多数となり、長坂市長が方針転換した多目的屋内施設(新アリーナ)事業に2億6428万円を計上。引き続き豊橋公園内の建設予定地にある旧豊橋球場の解体と、施設の基本設計や実施設計を進める。

 豊橋球場の廃止に伴い新たな野球場を三河湾岸の豊橋スポーツ公園に整備する計画では、地質調査や用地取得、造成などの費用として7億4587万円を見積もった。

 26年度当初予算案は20日開会の市議会3月定例会で審議される。

 長坂市長は、13日の定例記者会見で「先人より託された豊橋市の豊かな暮らしを次の世代にしっかりと継承できるよう、人口減少を見据えた持続可能な街づくりを推進する」と述べた。

豊橋市2026年度当初予算案

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