飼育員への贈り物話題に

のんほいパークのオランウータン/枝が「通貨」?

2026/04/19

飼育員へのプレゼントが話題のウータン(のんほいパークのⅩより)

 豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)で飼育されているオランウータンの雄のウータン(22歳)が、飼育員にプレゼントを渡す行動が交流サイト(SNS)で話題になっている。

 同パークは4月9日、X(旧ツイッター)の公式アカウントにウータンの写真を添えて「オランウータンにはプレゼントの概念があるようです」と投稿。「ウータンは毎日、飼育員に枝などをたくさんくれます」「特に、ほしい餌がある時はプレゼントが多くなる傾向にあります」と記した。

 この書き込みに対し、Xのユーザーから1万回の「いいね」がついた。コメント欄にはオランウータンがこうした行動をとることを初めて知ったという声が複数あるほか、枝を「通貨」のように扱っていると指摘する意見もみられる。

 同パークの木谷良平獣医師によると、東南アジアに生息するオランウータンは現地の言葉で「森の人」を意味する通り、社会性があり道具を使って食べ物を取るなど賢い行動で知られる。コミュニケーションの一つとしてプレゼント行為自体も珍しくはなく、20年ほど前に同パークにいた雌のウーコは、自分がそれほど好きではない餌をもう1頭いた雄にあげていたという。

 ウータンの場合は、放飼場に落ちている枝を拾って「これを渡すから餌をちょうだい」との意味合いで飼育員にプレゼントしているようだ。受け取った飼育員は、カロリーオーバーにならないよう気を付けながらトマトやドングリなどの好物を多めに与えているという。

 木谷さんはSNSでの反響を念頭に「いろんな動物の行動に関する情報を発信することで、より詳しく知ってもらって動物に興味を持ってほしい」と話した。

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