「ポケモン天文台」開幕/豊橋市自然史博物館
2026/09/22

ほしぞらピカチュウ(手前)とポケモンのオブジェ(豊橋市自然史博物館で)
ポケットモンスター(ポケモン)を通じて宇宙の謎に迫る特別企画展「ポケモン天文台」が21日、豊橋市大岩町の市自然史博物館で始まった。世界的人気キャラクターたちに親しみながら知的好奇心を育む展示物や、世界初公開を含む貴重な標本が並ぶ。会期は12月6日まで。
市制施行120周年を記念する目玉行事。ポケモンに絡めた企画展では、2022年に同館でも開かれ約14万人が来場した「ポケモン化石博物館」に続く第2弾で、全国各地の博物館などを巡回している。
開場式で長坂尚登市長は「市外、県外からも多くの人たちに来てもらえたら」と期待感を示した。同館とともに企画展を主催する国立天文台の齋藤正雄副台長や、特別協力の株式会社ポケモンの廣瀬千尋シニアディレクターが出席したほか、イタリアの天文学者ガリレオ・ガリレイ風の衣装をまとった「ほしぞらピカチュウ」も駆けつけ開幕に花を添えた。
会場内には、惑星と似た特徴を持つポケモンの立体模型が多数展示され、双方を見比べて学びを深められるように工夫されている。ポケモンを捕獲するアイテム「モンスターボール」をディスプレイ上で投げて月や太陽の重力を体感できるコーナーもある。
米シカゴのフィールド自然史博物館から借り受けた隕石(いんせき)の化石を世界で初めて一般公開している。約4億7000万年前の地層から見つかったもので、同じ岩石の中にオウムガイの仲間の化石も保存されている。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2」が地球から遠く離れた小惑星リュウグウで採取し持ち帰った砂のサンプルのほか、さまざまな天体を調査してきた望遠鏡の模型なども展示している。
当日観覧料は大人1000円、小中学生300円(豊橋総合動植物公園の入園料が別途必要)。