新たな防災気象情報運用

29日から気象庁 避難の判断しやすく/河川氾濫の特別・危険警報も新たに

2026/05/07

29日から運用が始まる新たな防災気象情報(気象庁より)

 今年も大雨災害の発生が危惧される季節が近づいてきた。気象庁は29日から、新たな防災気象情報の運用を開始する。市民にとってはより避難の判断がしやすくなり、2023年6月の記録的豪雨の教訓も生かした行動と対策が求められる。

 防災気象情報の主な変更点としては、大雨、土砂災害、高潮、河川氾濫の警報・注意報にレベルが付き、避難行動に対応した5段階の警戒レベルで分かりやすくなった。最高のレベル5が特別警報に該当し、レベル4は危険警報として発表される。レベル3やレベル4が発令されたら自治体からの避難情報に注意し、危険な場所にいる場合は早めの避難が求められる。

 また、河川氾濫の危険度の伝え方が変わり、これまでの洪水警報・注意報が廃止され、河川氾濫の特別・危険警報が新たに開始される。河川の規模によって情報の伝え方も変更され、豊川市の場合では豊川(とよがわ)と豊川放水路は河川氾濫の警報・注意報だが、それ以外の河川は大雨の警報・注意報で伝えられる。

 防災情報の入手方法としては、気象庁がホームページで災害の危険度をリアルタイムで表示する「キキクル」がある。土砂災害は「土砂キキクル」、河川氾濫や短時間強雨による浸水害は「大雨キキクル」で確認できる。

 このほか、各自治体が運用する防災アプリや安心メール、公式ライン、ホームページなどでも情報を入手できる。

 6月から10月にかけては集中豪雨や台風が発生しやすく、2023年の集中豪雨では豊川、豊橋市を中心に広く浸水被害に見舞われ、1人が亡くなった。翌年8月には蒲郡市で土砂災害が発生し、民家が巻き込まれて3人が亡くなった。

23年6月の集中豪雨で水没した車(豊川市内で)

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