「劇的に効果」AI存在感

豊橋市のアグリテックプロジェクト/現場で使いやすいツール登場/世界的で進む利活用/開発や投資活況

2026/05/17

AIが使われているロボット「Adam」(豊橋市内で)

 世界的に人工知能(AI)ブームが起きる中、農業分野にテクノロジーを生かした「アグリテック」の新製品や新サービスの開発を豊橋市が後押しするプロジェクトでも、AIが存在感を放っている。

  市は、スタートアップ(新興企業)と農業者との連携を通じて地域農業の課題解決につながる新たな製品・サービスを開発し、現場に投入するプロジェクト「TOYOHASHI AGRI MEETUP(豊橋アグリミートアップ)」を2022年度から実施。アイデアを競うアグリテックコンテストでの成果品を利用したい市内の農業者を、資金面から支援する補助金制度を25年度に新設した。

 補助対象として現在、過去3年度以内のコンテストで最終審査に残った企業が提案した12件をカタログに掲載。このうち少なくとも5件が、AIを活用した技術であることを謳(うた)っている。収穫した作物を運搬する輝翠(きすい、仙台市)の自律走行AIロボット「Adam(アダム)」や、病害虫の発生をAIで予測するミライ菜園(名古屋市)のアプリ「TENRYO」などだ。

 「農業の現場でも使いやすいAIが登場している」。市地域イノベーション推進室の小野健太郎室長補佐はそう話し「劇的に効果が出て、メリットを感じやすい良い製品になっている」と強調する。

 ここ数年で世界ではAIツールの利活用が進み、開発や投資が活況を呈している。

 アグリテックの製品・サービス導入に向け補助金を申請できるのは、プロジェクトに意欲的に参画するパートナー農業者。購入にかかる経費の2分の1以内(上限20万〜50万円)が補助される。カタログの内容は市のホームページで確認できる。申請期限は来年3月末。

 市によると25年度には申し込んだ11人に対し、計約214万円の補助金を交付した実績があるという。

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