在外公館で広がるPRの機会

豊橋市/天皇誕生日祝賀レセプション出展3カ国へ拡大/観光や貿易の活性化期待

2026/03/13

ペナン総領事館の式典で注目を集めた豊橋市の出展ブース (市提供)

 豊橋市は、在外公館による天皇誕生日祝賀レセプションに出展する機会を、これまでの1カ国から今年は3カ国に増やした。各国の政府関係者らに市を直接アピールした。

 市によると、2月12日にマレーシアの在ペナン日本総領事館の式典に初出展した。市内で生産される伝統工芸品の三河木綿の刺し子グッズを展示したほか、農産物の紹介動画を上映。来場したマレーシア政府や企業関係者ら約220人に、豊橋の魅力を周知したという。

 昨年夏、派遣事業で市内の中高生が同総領事館を訪れた際、事業を主催した市国際交流協会に対してレセプション出展への誘いがあり、派遣プログラムの立案などで関わった市も協力した。

 同23日には、ドイツの在ハンブルク日本総領事館の式典に初めてブースを出した。特産のブランド芋「うずらいも」のチップスをドイツ政府関係者に試食してもらい好評だったという。

 ハンブルク市と同じ北ドイツにあるヴォルフスブルグ市とのパートナーシティ協定締結から15周年の記念イヤーとして、出展機会を得られた。

 翌日には、バルト三国の一つリトアニアの日本大使館の式典で3年連続となる出展を果たした。展示した刺し子グッズを見て「素晴らしい、美しい技術」と感嘆の声を上げた同国政府関係者から「リトアニアでも買えるのか」と尋ねられたという。

 豊橋市は、同国中部パネヴェジス市と2019年6月にパートナーシティ協定を締結していて、そうした関係性が生かされている。

 市多文化共生・国際課の白藤謙一課長補佐は「広く国際交流に開かれたまちだとPRできた」と手ごたえを語った。一連の取り組みが、観光や貿易の活性化の一助になることに期待を示した。

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