けもフレとコラボ/のんほいパークが実証実験
2026/10/03

のんほいパークで実施中のAIガイドサービスのチャット画面(ジャパリトーク公式ホームページより)
豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)は10月から、人工知能(AI)を使ってチャット形式で来園客からの質問に答えるサービスの実証実験を始めた。メディアミックス作品「けものフレンズ」とコラボした取り組みで、来年3月まで半年かけて有効性を検証し、導入可能性を探る。
大手広告代理店の博報堂(東京)などが提供する、けものフレンズ公式AIチャットサービス「ジャパリトーク 動物園モード」を試験導入。来園客はスマートフォンのカメラ機能を使い、各門に掲示された二次元コードを読み取る。専用サイトでナビゲーターの「ラッキービースト」や作品に登場するキャラクターたちとの会話を通じて、動物やイベントなどについて質問できる。
AIは同園の公式ホームページや交流サイト(SNS)などの情報をもとに回答を生成する。ただし不正確な情報が紛れ込む可能性もあるため注意が必要だという。
実証実験を通じて、園では質問の種類からニーズのありかを探り、AIが音声ガイドの代わりになるかどうかを検証する。利用率も参考に、本格導入の可否を判断するという。
同園管理グループの大場駿一主任は「けものフレンズを知らなくても、誰でもチャットは楽しめるので、ぜひ使ってほしい」と呼びかける。
園によると、同サービスを利用するのは盛岡市動物公園「ZOOMO(ズーモ)」に次いで2例目。
けものフレンズは人間に変身した動物たちが大冒険を繰り広げる物語。2017年のアニメ化を機にブームが起こり、実在する動物園とのコラボなど多方面への広がりで人気を誇っている。
同園はこれまでキャラクターを描いたマンホールの蓋(ふた)の設置やスタンプラリーなど連携企画を重ねてきた。