花贈り文化定着に期待

デルフィニウム 東京で売り込み強化/一大産地の豊橋市「花のまち」PR

2026/03/30

豊橋市は東京でデルフィニウムをPRするイベントを開いた(市提供)

 デルフィニウムの一大生産地である豊橋市は、青い花びらが印象的なこの花を東京の消費者に売り込んでいる。カギを握りそうなのが、折に触れて大切な人に花を贈る習慣の定着だ。

 豊橋のデルフィニウムは全国トップクラスの生産量を誇るとされる。事実上、日本一との呼び声も高い。

 そんな地域の特産品を巨大なマーケットに売り込もうと、市は2024年から大型複合施設「渋谷スクランブルスクエア」(東京・渋谷区)で豊橋産デルフィニウムのPRイベントを開いてきた。3回目の今年もホワイトデーに合わせて12、13の両日、施設内の店でスイーツを購入した客にプレゼント用の装飾を施したデルフィニウムを配った。

 これに加えて今年は初めて2月28日と3月1日にも、同じ渋谷スクランブルスクエアとのコラボ企画として、買い物客にデルフィニウムのミニブーケづくりを体験できる機会を提供した。

 鮮やかな青色の花びらでボリュームがあって花束に適したデルフィニウムは、欧米並みに「花贈り文化」が普及すればギフト需要で拡大の余地があるとみられる。デルフィニウムなど花の生産が盛んで「花のまち豊橋」を標ぼうする市は、東京での取り組みを市内の花産業の振興につなげようとしている。

 繰り返しイベントを打ち、豊橋産デルフィニウムの認知度アップに期待を寄せる市農業企画課の桑山正史課長補佐は「豊橋が『花のまち』であることを東京の人たちに知ってほしい」と話した。

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