新年度事業計画案など承認

豊橋商議所「第143回通常総会」

2024/03/30

総会であいさつする神野会頭

 豊橋商工会議所(神野吾郎会頭)は27日、同商議所で「第143回通常議員総会」を開き、2024年度事業計画案と予算案などを承認した。

 総会後に開いた会見で、神野会頭は「連携・変革・共創による地域経済の未来創生」とした運営理念について、「会議所の思いを込めた。コストカットに注力していた時代から、価値を生み出す時代になる。事業を変革し連携で共に価値を創造していく。経済界と行政、教育界をつないでいくのが会議所の役割だ」と述べた。

 中小企業の課題克服や人材確保支援、地域の産業振興などを柱とした事業計画には、取り組みごとの数値目標を定めた。後継者不足に悩む企業からの事業継承相談を、今年度(23年4月~24年1月までの実績)の26件から60件に増やす目標を設定。下請け取引の適正化や企業間の健全な取引慣行を促進するため「パートナーシップ構築宣言」の宣言企業も今年度の47社増から100社増を目指す。人材獲得に苦戦する企業には、無料職業紹介所を介したキャリア人材のマッチングを促進し、求職者新規登録者100人、採用件数30件などの目標を立てた。

 総会終了後には顕彰制度贈呈式が行われ、第36回都市デザイン文化賞と第12回環境経営賞の受賞者に記念の盾が贈られた。また、日本商工会議所会頭顕彰(勤続20年)と、豊橋商議所会員の叙勲・褒章なども紹介された。

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