電動アシスト自転車活用やライダー誘致にも期待/東栄町観光まちづくり協会とデイトナがパートナー協定
2024/09/06
大脇会長、村上孝治町長と織田社長(左から、東栄町役場で)
東栄町観光まちづくり協会は5日、バイク用品開発・販売大手のデイトナ(静岡県森町)と観光パートナー協定を結んだ。協会が同社の電動アシスト自転車を使ってガイドツアー事業を実施している関係を発展させ、飲食店のピーアールなどを支援してもらうことになった。
町役場で締結式を開いた。デイトナがパートナー協定を結ぶのは、東三河では4件目。同社としてはインターネットを使った情報発信に加え、二輪車に乗った客を歓迎する店の目印になるよう、専用ののぼりを立ててもらうといった取り組みを想定する。
協会の大脇聡会長は「交流人口を増やす上で町内での移動手段が課題だったので、電動アシスト自転車を活用していきたい。バイクのお客
さんの誘致にもつなげたい」と期待を示した。
デイトナの織田哲司社長は「おいしいものを食べるのはバイクライダーの走る目的の一つ。東栄町は飲食店が増えており、その集客に協力していく」と意欲を語った。