ロードレーストレーニングに励む大学生対象に
2024/09/07
キャンプ参加者と講師ら(新城市玖老勢の「やまびこの丘」で)
自転車ロードレースのトレーニングに励む大学生を対象にした「中根英登サイクリングアカデミー2024トレーニングキャンプin東三河」が5日から8日までの4日間、新城市玖老勢の「やまびこの丘」を宿泊地に、市内や設楽町一帯を練習の場として開催されている。
「東三河スポーツツーリズム」を推進する愛知県の主催で、県内外からプロを目指す9人の大学生が参加した。キャンプ中は、JBCF新城ロードレースコースの試走を含めた実践練習や座学講習を行う。
日本大学の新宮颯太さん(20)=宮城県=は「いつもは東京で練習しているが、ここは森林に囲まれ涼しくて道路がきれい」と話し、「いつもは同じメンバーで走っているが、プロや違う人と走るので良い経験になる」と喜んでいた。
講師は、自転車ロードレース世界最高峰のワールドツアー参戦の経験を持つ愛三工業レーシングチーム専任アドバイザーの中根英登さん、元全日本チャンピオンでシクロクロス日本代表監督の竹之内悠さんら。
中根さんは「ここは森林に囲まれ気持ちが良く、道路もきれいで走りやすい。長い登り坂もあって練習には最適」とし、「このキャンプがプロを目指す大学生の刺激になり、人間力を高める場になるといい」と期待を寄せる。
最終日の8日には、その日開催されているJBCF新城ロードレースを新城市八名地区で視察する。