「子持ちししゃもの香り巻」発売/「とよかわブランド」で商品開発
2024/09/07
新商品「子持ちししゃもの香り巻」をPRする青山社長㊧と佐藤さん
豊川市の特産品で「とよかわブランド」に認定されている「とよかわ大葉」と「とよかわ生炊佃煮(つくだに)」を使った新商品「子持ちししゃもの香り巻」の販売が7日から、JAひまわりの豊川、音羽、一宮の各グリーンセンターで始まった。
価格は、税込みで一袋380円(内容量90グラム)。子持ちししゃものの佃煮に大葉を巻いた商品で、爽やかに広がる大葉の香りが、佃煮の旨味を引き立てるおいしさが特徴。
6日に、JAひまわり総合集出荷センターで新商品販売の発表があった。
商品開発は、市から、とよかわブランド推進事業の委託を受けた地域商社みかわが、大葉を生産するJAひまわりつまもの部会と、豊川市で佃煮を製造するセキヤ食品工業に呼びかけて取り組んだ。開発には半年ほどかかったという。
JAひまわり営農部大葉担当の佐藤光さん(33)は「地域の伝統的な技術とコラボすることで、大葉の魅力を引き出し、消費のすそ野を広げたい」と話した。
地域商社みかわの青山貴映社長(47)は「県内有数の大葉の産地であることをさらに広めていきたい」と語った。