豊橋で田中さん講師に木工体験
2024/12/15
田中さんのサポートでくぎ打ちを体験(東陽生涯学習センターで)
クリスマスをテーマに、杉やヒノキ材を使ってものづくりを楽しむ「大工田中さんと木工体験しよう」が、14日、豊橋市多米中町の東陽生涯学習センターで開かれた。地元小学生と保護者9組18人が参加した。
市内多米中町の時悠建築舎の代表で大工の田中孝司さん(55)が講師を務め、のこぎりや金づちの扱い方を教えながら、木工の楽しさを伝えた。
作ったのは、クリスマスツリー。長さ18センチ、約1センチ角の杉材4本をのこぎりで切り分け、金づちを使って板に打ち付けて制作した。
子どもたちは、慣れない手つきでくぎを打ち、のこぎりを引くと、田中さんから「音がいいね」という声がかかり、より一生懸命取り組む姿が見られた。
市立鷹丘小1年の夏目瑞己君は「のこぎりが難しかったけど、うまくできた。パパに見せたい」と話し、多米小2年の神戸爽花さんは、「楽しかった、家の玄関に飾りたい」と話した。
田中さんは、「木の香りや手触りなどを通して、本物の木の良さを知ってもらえれば」と話した。