豊橋南高校生徒の推薦本展示

大清水、中央図書館で26日まで/「朝の読書大賞」受賞記念

2024/12/15

生徒の推薦本を展示

 県立豊橋南高校(豊橋市南大清水町)の生徒が推薦する本の展示が、豊橋市大清水図書館(大清水町)と市中央図書館(羽根井町)で開かれている。同校が9月に受賞した「朝の読書大賞」の記念で開催。生徒が手書きで記した解説付きで多様な図書を勧めている。いずれも26日まで。

 大清水図書館の「ティーンズルーム」には10冊を展示。小説や思想に関する本を「感動の物語」や「1人で悩んでいる人は読んでみてほしい」などと生徒が記したポップ付きで紹介している。

 賞は本や活字を推進する活動を行う学校や団体を表彰。同校は2006年から毎朝、授業前に10分間の「朝読(あさどく)」を続けている。生徒同士が推薦本を紹介し合う「ビブリオバトル」なども行い、学校全体で読書活動を行う。

 中央図書館の職員は「ビブリオバトル」の講師として学校に出向いて講演。生徒は近くの大清水図書館で子どもたちへの読み聞かせ活動や、科学の実験教室などを定期的に開いている。同図書館のある、まなび交流館(ミナクル)では授業後に生徒が勉強に励む姿も頻繁にみられ、長年にわたって深い関係を築いている。

 ティーンズルームには受験シーズンに合わせて参考書も展示。活字離れが進む学生の来館を促している。担当者は「地元高校生の活動を知ってもらい、読書にも親しんでほしい」と話している。

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