「蒲郡バイパス工事便り」の最終回/2012年6月創刊、整備状況を市民らに伝える
2025/04/01
開通記念式典の写真が掲載された蒲郡バイパス工事便りの最終号
東三河と名古屋圏を結ぶ名豊道路の全線開通を受けて、国土交通省名四国道事務所の豊川分室支部工事等安全協議会は、「蒲郡バイパス工事便り」の最終回となる全線開通記念号を発行した。
この機関紙は2012年6月の創刊号から毎月発行。名豊道路で最後の未開通区間だった国道23号蒲郡バイパスの豊川為当インターチェンジ(IC)~蒲郡IC約9・1キロ区間の整備の進ちょく状況を、13年間にわたり沿線地域の市民らに伝えてきた。
道路舗装やトンネル掘削、通信・防災設備など各工事の施工業者が月替わりで編集長を務め、工事の進ちょく率や概要を写真とともに報じてきた。
154号目となる開通記念号では、各部位の工事の進ちょく率が100%となり、「完成しました!」という言葉が並んだ。3月8日の開通日に行われたテープカットや渡り初めなどの記念式典の写真も掲載され、「沿道地域の皆さまには工事にご協力いただき、ありがとうございました。今後も関連工事の施工に関して、ご協力をお願いします」と結んでいる。
沿線市の公共施設で配布するほか、名四国道事務所ホームページでダウンロードできる。