杉浦豊橋市副市長が退任あいさつ

任期振り返りこれからの市政に期待

2025/04/01

退任のあいさつをする杉浦副市長(東海日日新聞社で)

 豊橋市の杉浦康夫副市長(67)が3月31日、退任あいさつのため東海日日新聞社を訪れ、白井収社長と懇談した。4年間の任期を振り返り、これからの市政発展に期待を寄せた。

 杉浦副市長は任期中の取り組みで、全国的に評価された子育て支援策や就任時その渦中にあった新型コロナウイルスへの対応、物価高騰対策を印象に残った施策として挙げた。

 多目的屋内施設(新アリーナ)計画を巡る問題に代表される長坂尚登市長と市議会多数派との対立について「難しい時期に部長以下よく勉強して、しっかり対応してくれている。職員の経験や力がアップした」と指摘。「大きな問題は、すぐには解決策が出ないかもしれないが、うまい解決策を早く探り、市民のために一致点を見いだしてほしい」と述べた。

 28日に閉会した3月定例議会では、自身の後任に元市総務部長の稲田浩三氏を充てる人事案が不同意となる波乱があった。杉浦副市長は「稲田君に申し訳ない。資質には問題がないので、早い段階で選任案を出してほしい」と再度の審議を求めた。

 4月からは競輪事務所(同市東田町)に週3日程度勤務し、空いた時間は家でドラマを見たり、孫の世話をしたりして過ごすという。

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