「津具ほたる祭り」に600人超える来場者
2025/06/24
演奏する松山さん㊧と伊井さん(設楽町津具の高齢者若者センターで)=提供
「津具ほたる祭り」が21日、設楽町津具の高齢者若者センターを会場に開催され、600人を超える来場者が、音楽イベントや津具川のホタル見物を楽しんだ。津具商工会主催で14回目。
この地区は、県でも有数のホタルの生息地として知られる。好天の空のもと、野外ではホタルが舞い、ほたる茶屋ではジビエカレースープ、みたらし団子などが販売された。
会場では、地元小中学生によるピアノ発表会があり、10人ほどがJポップなどの曲を演奏した。地元の村松博志さんと伊藤匡さんのドラムとギターの演奏も披露された。
ピアノ連弾ユニット「デュオ・ミスコラーレ」の演奏も来場者を魅了した。津具中教諭の松山美津穂さんと県立芸大仲間の伊井夕雛さんとのユニットで、各地でコンサートも開いている。昨年はカーネギーホールで、今年はウィーン楽友協会などでも演奏している。
初めて参加したという新城市八幡の佐野守孝さんは「津具では最高のイベントだと思う」とし「松山さんらが全力投球する演奏と歌は素晴らしく、津具の地で本物の音楽が聴けて感動した」と話した。
商工会によれば、幻想的に舞うホタルの姿は7月上旬まで見られるという。