異なる専門職と合同学習

東三河看護専門学校と田原福祉グローバル専門学校/多職種との連携 必要性に理解深める

2025/06/29

グループワークに臨む学生たち(田原福祉グローバル専門学校で)

 東三河看護専門学校(豊橋市)と田原福祉グローバル専門学校(田原市)が、合同学習として多職種連携学習を同グローバル専門学校で行った。看護師、介護福祉士を目指す両校の学生が、異なる専門職がチームとして連携する必要性などについて理解を深めた。

 看護、介護を学ぶ学生たちが多職種連携に必要な基礎的能力を養う目的で、同看護専門学校が呼びかけ、昨年から合同学習の機会が設けられている。

 今月21日に行われた合同学習では、同看護専門学校の3年生43人と同グローバル専門学校の2年生31人が参加。グループワークでは、両校の学生を混合した7、8人のグループに分かれ、ある人の目標とその目標に必要なケアを考え、書き出した。「安全に食事を摂取する」という目標には、「口腔(こうくう)の筋力向上のためのリハビリが必要」などケアに関するさまざまな意見、考えを出し合った。グループワークを通じ「看護と介護の視点の違いを知りました」との声が出ていた。

 多職種連携学習の成果について、東三河看護専門学校は8月の日本看護学校協議会学会で発表を予定している。

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