中学生の土曜日活動講座

Doのびるんdeスクールが9月開始/豊橋

2025/07/03

「Doのびるんdeスクール」をPRする石川和志教育部長㊨と職員(豊橋市役所で)

 豊橋市は9月から、市内の中学生が部活動にはない活動をする「Do(ド)のびるんdeスクール」を始める。子どもたちの可能性を伸ばすための市独自の体験プログラムだ。

 中学1~3年生を対象にしたDoのびるんdeスクールは、9月以降の土曜日の主に午前10時~正午まで、生涯学習センターや中学校など複数の会場で月1回程度実施。ダンスや日本画、SNS動画撮影やクッキング、アウトドアやフットサルなど部活動では体験できない計約20の講座を、外部講師が提供する。

 中学校に進学した際に環境の変化に戸惑い適応できなくなる「中1ギャップ」を防ぐ狙いから、小学5、6年生も自分の中学校区であれば同スクールに参加できる。

 土曜日の活動が地域に移行した場合、何がしたいかをアンケートで中学生に聞いたところ、「部活動とは違う活動をしてみたい」とか「試合やコンクールで勝つことにこだわらない活動が良い」との声が多かったという。2022年度から市内全小学校で行っている放課後活動「のびるんdeスクール」で培ったノウハウを生かし、中学生版を導入する。

 参加費は1回300円。7月から登録を受け付ける。受ける講座は毎回変えることができる。

 「Do」には、英語で「する」の「do(ドゥー)」と土曜日の「土」、三河弁で「すごい」を意味する接頭語「ど」という3つの意味が込められている。

2025/07/03 のニュース

「Doのびるんdeスクール」をPRする石川和志教育部長㊨と職員(豊橋市役所で)

有料会員募集

今日の誌面

有料会員募集

東日旗

きらり東三河サイト

高校生のための東三河企業情報サイト

連載コーナー

ピックアップ

Copyright © TONICHI NEWS. All rights reserved.

PAGE TOP