中学生使節団お別れセレモニー

豊川市/キュパティーノ市から来日中の生徒ら帰国へ/思い出育み感謝の思いを伝える

2025/07/03

バスで出発するキュパティーノ中学生らに手を振るホストファミリー(豊川市役所で)

 米国カリフォルニア州キュパティーノ市から来日中の中学生使節団が2日、豊川市内での約1週間の滞在を終えた。市内を離れる前、市役所でお別れセレモニーが開かれた。

 生徒16人と引率教諭3人は滞在中、市内各地の見学や、音羽中学校での授業参加や日本文化体験に臨んだ。受け入れたホストファミリーとも思い出を育んだだけに、出発の時間が近づくと、中学生らは涙を流して抱擁を交わし、感謝の思いを伝えた。

 中尾優衣菜さん(一宮中3年)の自宅では、チェルシー・ニーさんとジョイア・クオさんを受け入れ、友人の櫻井琴葉さん(東部中3年)も一緒に週末は豊川稲荷でのイベントやイオンモール豊川などを案内した。

 中尾さんは「米国で若者が使う言葉を教えてくれたり、リアクションも大きくて楽しく刺激的な日々だった」と振り返り、櫻井さんも「将来は英語を使う仕事に就いたり、海外に行ってみたくなった」と話した。

 2人は豊川市の中学生使節団として今秋、キュパティーノ市を訪れる予定で「再会するのが楽しみ。それまでにもっと英語を勉強したい」と口をそろえた。

涙ながらに抱き合って別れを惜しんだ(同)

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