国民の生活を豊かに/食料品の消費税ゼロ
2025/07/04
参院選は3日に公示され、愛知選挙区(改選数4)に届け出た候補者のうち、2人が夕方に豊橋入りした。
自民党現職の酒井庸行氏(73)は、豊橋駅南口広場に支持者を集めて出発式を行った。「日本はもっと強い国ならないといけない」と指摘し、まずは経済力をさらに活性化させるため、賃金を上げて国民の生活を豊かにすることが重要との認識を示した。
その上で住民投票が行われる豊橋市の新アリーナ計画にも言及し「やらなきゃ経済が回らない。反対するのは未来を見ていない」と述べた。
立憲民主党現職の田島麻衣子氏(48)は豊橋駅東口ペデストリアンデッキで開いた出発式で「現役世代の年金を守ると約束する」と強調。物価高対策で時限的に食料品の消費税をゼロにし、ガソリンの暫定税率を撤廃するとした。
小学生の母親として子育て政策や少子化対策を「先頭を切ってやりたい」と述べたほか、国連での勤務経験を活かし平和外交にも意欲を示した。