AKDダンスアカデミーの子どもたちが福祉施設を訪れ/豊川
2025/09/20
ダンスを披露する子どもたち(シニアヴィラ パトリで)
「敬老の日」の15日、豊川市のヒップホップダンス専門教室「AKDダンスアカデミー」の子どもたちが、同市国府町の介護付き有料老人ホーム「シニアヴィラ パトリ」を訪れ、お年寄りらにダンスを披露した。
同教室は例年、子どもたちがお年寄りと触れ合い、敬う気持ちを持つ機会にするため「敬老ダンス訪問」として福祉施設を訪れている。
今年は、園児と小・中学生の39人が訪問。年中・年長児、小学生、小学生と中学生などの6組が順番に発表した。リズミカルな軽快な音楽に合わせ、息の合ったダンスを繰り広げた。最後に全員で「元気でお過ごしください」と呼びかけた。
会場には高齢者ら約30人が集まり、手拍子をしたり、手を振って「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えたりした。
発表後、小学6年の土田芽生さんは「初めて発表会に出たのがこの場所でした。その時に比べ成長したダンスを見せられたと思います」、同1年の稲垣風花さんは「格好よく踊れたと思います」と話していた。
AKDダンスアカデミーは、イベント企画などの愛和ディレクション(豊橋市)が運営。日本ストリートダンス協会公認インストラクターらが指導し、子どもたちは各地のイベントなどにも出演している。