事故防止へ機運高める

豊橋署が秋の交通安全運動出発式

2025/09/20

交通安全運動出発式(豊橋市役所で)

 「秋の全国交通安全運動」(21日~30日)の出発式が19日、豊橋市役所で開かれた。豊橋署員や市シルバー人材センターの会員ら約80人が参加。白バイやパトカーが、啓発活動に向かって事故を防ぐ機運を高めた。

 式で、清永芳弘署長は「安全意識の高い皆さまの参加を心強く思う。日没が早くなり事故が懸念される。普段以上にルールを守る意識を高めてほしい」とあいさつ。長坂尚登市長は「市内では今年、死亡事故が3件起きているが、記憶は薄れがちで、運動期間中に改めて市民への安全啓発を願いたい」と述べた。

 その後、同センターの会員を中心に同署前の国道1号で立哨活動を実施。「早めのライト点灯」や「歩行者優先」のプレートを掲げて通行車両に安全行動を呼びかけた。

 市内では今年、交通事故により3人が死亡。約690件の人身事故が起きている。今月15日には、軽乗用車がガードレールに衝突する事故が発生。死者数の統計に含まれないが、翌日に助手席の高齢男性が容体を悪化させて亡くなった。

 署は運動期間中、イベント会場などで広報活動を展開して事故抑止を図る。

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