共に学ぶユネスコセミナーに70人参加
2025/12/07

展示の前に立つ渡邉会長(アイプラザ豊橋で)
豊橋ユネスコ協会は6日、豊橋市草間町のアイプラザ豊橋で第3期「共に学ぶユネスコセミナー」を開いた。第8回の今回は、「『軍都・豊』橋と戦争遺跡写真展・講話」をテーマに、豊橋公園内などの戦争遺跡の写真展示と、同協会の渡邉正会長による講話が行われた。
午前中、愛知大学名誉教授の渡邉会長が「『軍都・豊橋』の歴史と戦争遺跡を学ぶ」をテーマに解説講話を行い、約70人が参加した。
渡邉会長は「豊橋は市内全域に軍隊施設がある軍都で、約60年間、13万人以上の兵士を訓練し、海外へ派兵していた。戦争末期は、本土決戦の準備もされていた。歴史から学び、教訓として生かしてほしい」と語った。
同セミナーは、持続可能な社会の構築を目指し、2023年から始まり、今年は戦後80年に関連する企画を行っている。