愛知万博20周年記念第18回愛知県市町村対抗駅伝/豊川市が序盤好走/岡崎市4連覇
2025/12/07

写真右から3位でフィニッシュした豊橋市、7位豊川市、8位田原市
豊橋市の追い上げは届かなかった―。愛知万博20周年記念第18回愛知県市町村対抗駅伝競走大会(愛知駅伝)は6日、長久手市の愛・地球博記念公園内特設周回コースで開かれ、岡崎市が1時間35分39秒で4連覇を達成した。東三河勢は、豊橋市が3位、豊川市が7位、田原市が8位、新城市が14位、蒲郡市が26位に入った。町村の部は、設楽町が12位、東栄町が14位、豊根村が16位だった。
豊橋市は、第2区の中川拓海(豊川高校)が力走、レース中盤では順位を落としたが、第6区の下山田絢香(TTランナーズ)が3位まで押し上げ、アンカーの山本修平(トヨタ自動車)が3位でフィニッシュした。
豊川市は、スタートで熊本みくる(豊川西部中学校)が2年連続の区間賞で飛び出し、嶋岡希(豊川高校)もトップでたすきをつなぎ、最後まで粘り強く上位争いを繰り広げた。
今大会には、県内54市町村(38市、16町村)が参加し、快晴の下で数多くの観客が見守る中、小学生から一般まで全9区間30・2キロでたすきをつないだ。豊橋市出身の鈴木亜由子選手や北京五輪出場の小林祐梨子さん、車椅子テニスの小田凱人選手がゲストで来場し、選手たちへエールを送った。