サーラタワーで上棟式

2007/12/13

サーラタワーで上棟式を行った(右から神野信郎氏、神野吾郎社長、中村捷二氏)

 ガステックサービス(豊橋市白河町、神野吾郎社長)が、豊橋西武跡地で手がけている再開発事業「ココラフロント」計画(豊橋駅前大通1丁目地区優良建築物等整備事業にかかわる建築物)の第2回説明会と上棟式が12日、行われた。上棟式は、午前中に工事中のサーラタワー(駅前大通側)で、説明会は午後、豊橋商工会議所でそれぞれ行った。躯体工事が終了し、骨組みが完成した同ビルは、来年8月オープンに向けて、内外装・外溝工事など仕上げ段階に入ってきた。中心市街地活性化の切り札として期待が持たれている。

 説明会ではこの計画の基本コンセプト「生活の楽しみ方を提案する」について紹介した。

 この再開発では、「人が集まる場の提供」を基本としている。豊橋周辺の住民の駅を介在とした「日常の寄り道」としての存在、東三河全域住民の「ハレ」の日の舞台での利用、全国、ひいては世界中の人が「訪れて楽しい東三河」となるための施設にしていく。

 誰もが利用できる広場になる「ココラガーデン」では、「朝市」の開催やラジオの公開録音、さまざまなイベント開催などで、多くの人が集まる場となる。

 テナントは、若い世代を中心に人気のカフェやさまざまな飲食店がそろった。人と会い、ともに過ごせる場を演出する。このほかに精文館書店、ヘアサロン、エステサロンなどリラクゼーション施設も入居する。

 上棟式では、神野社長が「地方都市が生き生きとしていくため、豊かに暮らせる施設になるように計画した」とあいさつ。設計を担当したK計画事務所北山孝二郎代表はこの計画の「オアシスのような立地に変わっていく」「新しい都市空間ができる」と設計コンセプトを説明した。

 神事に続いて、関係者がサーラタワーの最上階(16階)へ上がり、市内中心部の眺望を楽しんだ。

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