蒲郡署がJAとUFJに感謝状贈る
2026/02/13

志治署長(右端)から感謝状を受け取った(右から2人目)岡田さんと金子さん(同4人目)ら=蒲郡署で
特殊詐欺被害を未然に防いだとして、蒲郡署は12日、蒲郡市内の2金融機関の職員らに感謝状を贈った。
賞状を受け取ったのはいずれも窓口職員で、蒲郡市農協(JA蒲郡市)中部支店の岡田麻里さんと三菱UFJ銀行蒲郡支店の金子記代子さん。併せて両支店は団体表彰を受けた。
署などによると、農協では昨年12月11日昼過ぎ、窓口で60代の男性が150万円を引き出そうとしたため、岡田さんが理由を尋ねたところ「兄にお金を貸す。ビットコインの手数料と言っていた」などと話したため、詐欺を疑い、署に通報した。岡田さんは「日頃はあまり通帳に動きのない方なので違和感があった」と話した。
UFJでは同月30日昼過ぎ、30代の男性が500万円を引き出そうとした。金子さんが使い道を尋ねたが「機密なので話せない」などと繰り返し、不審な点が多かったため、店に駆けつけた警察官に引き継いだという。
表彰式で、志治正己署長は「身近なところで犯罪は起きている。日頃から気に留めて市民のために仕事に取り組んでいただいた成果だ。一人でも被害に遭う人が減るよう、これからもご協力いただきたい」と期待を込めた。
市内では昨年中、8件の特殊詐欺被害が確認され、被害額は合わせて2760万円に上った。前兆とみられる不審な電話も相次いでいることから、署は警戒を強めている。