「賢い水の使い方を」

さまざまな場面での再利用訴え/予断許さぬ渇水状況で長坂市長/豊橋

2026/04/02

会見に臨む長坂市長。普段は赤系統のネクタイだが、水不足を話題にしたこの日は「水」を意識して青色に(豊橋市役所で)

 渇水に見舞われている豊川(とよがわ)水系から水の供給を受ける豊橋市の長坂尚登市長は、1日の定例記者会見で同水系最大の水がめ、宇連(うれ)ダム(新城市)の貯水率が10%に回復してもなお安心できる状況ではないとして「賢い水の使い方」で節水を続けることを呼びかけた。

 節水に協力する市民や事業者に対し謝意を示した長坂市長は、3月31日に降ったまとまった雨で一時0%を記録した宇連ダムの貯水率が10%に回復したとしつつ「まだまだ安心できる状況ではなく、賢い水の使い方を引き続きお願いせざるを得ない」と強調した。

 水の賢い使い方の一例に、風呂の残り湯を洗濯に利用することを挙げた。水よりも温かい残り湯の方が汚れは落ちやすいとも説明した。

 長坂市長は「さまざまな場面で水の再利用に努めてもらえるとありがたい」と節水への理解と協力を求めた。

 農業への影響については「非常に深刻な状況だ」との認識を示した。これから苗を植えたり、種をまいたりする時期を迎え「何カ月後かの収穫にできるだけ影響が出ないといいと思う」とした。

 隣の静岡県側の協力で実施が決まった佐久間ダムからの緊急導水に関し、長坂市長は「天竜川地域も節水中という状況で、豊川水系の地域を助けてくれることに感謝を申し上げたい」と述べた。

 段階的に節水率が引き上げられてきた豊川用水では、3月27日から水道用水で30%節水、農業用水と工業用水で50%節水が行われている。

 東三河5市は連携して、午後11時から翌午前5時までの水道使用を自粛するよう住民に求めている。

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