「地域へ愛着」「住み続けたい」約8割/「新興ビジョン」認知2割弱/行政施策関心の低さ浮き彫り/県が意識調査
2026/04/03

住民の「幸福感」(%)
愛知県は、東三河地域の住民を対象に実施した意識調査の結果を公表した。10点満点で尋ねた「幸福感」の平均は6・8点だった。地域への愛着を感じる人は約8割に上り、居住志向も「住み続けたい」が86・0%と高い。県は結果を東三河振興に向けた基礎資料として活用する。
調査は昨年10月から11月、東三河の5市2町1村に住む18歳以上の男女7000人を対象に実施し、3711人から回答を得た。
幸福感の程度については、8点と答えた人が23・0%で最も多く、次いで7点(18・2%)、5点(17・5%)の順。10・4%が10点「とても幸せ」と答えた。
幸福感を判断する際に重視した事項(複数回答)は「健康状況」が58・4%と最多で、「家族関係」(51・6%)、「家計の状況」(50・0%)が続いた。
地域への愛着度は「感じる」「やや感じる」の合計が78・0%。居住志向では「現在の市町村に住み続けたい」が78・9%に達した。一方、18~39歳の若い世代に限ると、東三河に住み続けたい意向は74・0%にとどまり、全年齢平均を13・0ポイント下回った。
行政施策への関心の低さも浮き彫りとなった。県が推進する「東三河振興ビジョン2030」の認知度は、「全く知らない」が63・9%を占めた。何らかの形で認知している人は19・7%にとどまり、県は今後、ビジョンの浸透や若年層の定住促進が課題となりそうだ。