新城/設楽原決戦場まつり盛況/戦死将兵を慰霊/武者行列も勇壮に
2026/06/08

慰霊式であいさつする中嶌会長(新城市竹広で)
天正3(1575)年の長篠・設楽原の戦いで戦死した将兵の霊を弔う「第37回設楽原決戦場まつり」が7日、新城市竹広の信玄塚と馬防柵周辺で開かれ、約500人が集まった。
信玄塚で行われた戦没者慰霊式には、150人ほどが参列し、戦没者の御霊(みたま)に手を合わせた。甲州市の武田旧温会、景徳院、市の関係者らが出席した。
主催する設楽原をまもる会の中嶌豊会長は「まつりに託したものは、古戦場に目を向け、無念の思いで亡くなった将兵を弔うこと、火縄銃などで小さな検証をしていくこと」と述べ、各地から訪れた来賓や来場者に感謝した。
下江洋行市長は、まず甲州市の勝頼公まつり訪問時のおもてなしに感謝するとともに、この慰霊の機会に「平和の願いを世界に届けていきたい」と述べた。
信玄から数えて17代目の武田家当主、武田英信さん(52)は「連綿と将兵の霊を手厚く弔っていただいているこの地域の皆さまに心より感謝したい」と頭を下げた。
武者行列には甲冑(かっちゅう)姿の鉄砲隊員、白山会会員に加え、応募した小学生ら13人が、設楽原歴史資料館から馬防柵までの400㍍を行進した。
馬防柵に到着すると、白山会によるホラ貝演奏、川路覇城太鼓の演奏に続き、信州真田鉄砲隊と地元長篠・設楽原鉄砲隊による火縄銃演武があり、観客は迫力ある演武や火縄銃のごう音を堪能した。鉄砲隊合同の三段撃ちも披露された。小雨となり、傘をさしての観閲となったが、観衆は演武を堪能し、大きな拍手を送っていた。