東三河8市町村の首長らが知事に要望
2026/08/04

愛知県への要望活動(提供)
東三河地域の8市町村の首長らが7月27日、愛知県公館(名古屋市)を訪れ、大村秀章知事に対して東三河の発展に向けた重点要望を実施した。水資源確保のための設楽ダム早期完成をはじめ、道路や港湾などのインフラ整備、防災・医療分野の課題解決に向け、県や国との連携を求めた。
要望活動には、東三河の全8市町村の代表者や地元選出の県議らが参加した。長坂尚登豊橋市長は昨年来の厳しい節水対応から「改めて水資源確保の重要性を実感した」と述べ、治水・利水に不可欠な設楽ダムの早期完成に向けた国への働きかけを強く要望した。
また豊橋下吉田線バイパスなど地域交通を支える道路網の強化や、日本のものづくり産業を支える三河港の次期港湾計画改訂及び防災機能強化などを求めた。生活基盤関連では物価高騰を踏まえた診療報酬の改定や、地域鉄軌道事業者への支援なども併せて要請した。
これに対し、大村知事は「インフラ整備の要望を着実に進めていく」と回答。設楽ダムについては国に事業推進や合理化を働きかけるとともに、水源地域の生活再建などにも取り組むとした。道路網では、国道23号名豊道路の4車線化や浜松湖西豊橋道路の事業化に向けた調査、東三河縦貫道路などの整備を継続する方針を示した。
三河港に関し長期構想を踏まえた港湾計画の改訂と、企業誘致の推進を明言したほか、防災や医療などの課題についても各自治体と連携して取り組む姿勢を強調した。