北設3町村の中学校/来年9月に移行
2026/08/04

推進協の設立総会で説明を聞く保護者代表ら(設楽町津具総合支所で)
中学校の部活動改革に一体で取り組むため、設楽、東栄、豊根の3町村は3日、北設楽郡部活動地域展開推進協議会(推進協)を設立した。急速な少子化に対応しつつ、教員の働き方改革を進める考えで、来年9月からは休日の指導を校外の「地域クラブ」に担ってもらう計画だ。
3町村には中学が各1校あり、生徒数は計146人。12年後には、この3分の1となる見通しだ。
部活は、設楽中が4競技(ソフトテニス、剣道、卓球女子、野球)、東栄中が3競技(ソフトテニス、卓球女子、野球男子)、豊根中も3競技(弓道、剣道男子、卓球女子)に限られる。文化部はない。
それでも団体戦出場に苦労し、剣道は昨年度から合同チームで東三河大会に出ている。野球も来年度は合同での参加となる。
推進協は今後、剣道教室など民間団体を地域クラブとして認定し、学校の枠を超えて生徒の参加を促す。スキーなど地域性を生かした展開も想定し、体験会を予定する。
指導員には報酬を出し、希望する教員は兼業で地域クラブに関われるようにする方針だ。
ただ、団体、指導員の確保に加え、送迎など保護者の負担増や費用分担が課題となりそうだ。
3日に設楽町内で開かれた推進協の設立総会には、3町村の教育長や中学校長、保護者代表らが出席した。
会長を務める設楽町の大須賀宏明教育長は「子どもが充実した休日を過ごせるようにしたい。平日の部活をどう運営するかも考えていく」と話した。
来賓としてあいさつした県東三河教育事務所新城設楽支所の小笠原真支所長は「子どもも大人も楽しめるクラブ活動の場になっていくのでは。できる限り協力したい」と期待を示した。