愛知ダイハツと支援協定/蒲郡市
2026/08/26

協定書を交わした鈴木市長㊧と坪内社長=蒲郡市役所で(提供)
蒲郡市は25日、愛知ダイハツ(名古屋市)と「災害時における電気自動車等の支援に関する協定」を結んだ。大規模災害が発生した際、同社が所有する電気自動車(EV)を非常用電源として提供し、避難環境を充実させる。
同社が自治体と災害協定を結ぶのは初めて。今年、市内に新店舗を開店し、ダイハツ初のEVを発売したのを機に市と協定締結に至った。今後、県内で連携を広げる方針だ。
災害時に提供されるEV「e―ハイゼット カーゴ」は一般家庭の2日分の電力(36・6キロワット時)を供給でき、市場に流通している軽自動車規格のEVとしては最大級の容量だという。
市内のクラスポ蒲郡店の車両を手配することになるが、ほか県内約40店に各1台のEVがあり、提供が可能だという。市は28台を所有している。
市役所で締結式があり、鈴木寿明市長と坪内孝暁社長が協定書を交わした。坪内社長は「創業93年を迎え、長年地域にお世話になっている。皆さまの安心安全の一助になれれば」と話した。鈴木市長は「南海トラフ地震が心配される中、このような協定は市民の安心安全につながる」と感謝した。