豊橋市自然史博物館/自然科学への興味醸成など実績積み上げ/38年4カ月で大きな節目/山田さんらへ記念に年間パスなど贈る
2026/09/13

長坂市長(左端)から記念品の目録を受け取った3兄妹(市自然史博物館で)
豊橋市大岩町の市自然史博物館は12日、累計来館者数2000万人を達成した。大きな節目を迎えるのにかかった年数は38年4カ月。自然科学への興味を育み、知を探究する施設としての実績を着実に積み上げている。
この日、同館でセレモニーがあり、母親とともに市内から訪れた小学5年生の山田航大さんと同2年生の実愛さん、年長児の芽依さんの兄妹3人に、2000万人目の記念品として同館がある豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)の年間パスや、貝や鉱物の標本などがプレゼントされた。
「恐竜が大好き」という航大さんは「とてもうれしい」と感想を話した。
セレモニーで長坂尚登市長があいさつし、「これからも子どもたちが化石や自然史、地学など様々な自然科学に触れ、親しむ場所として長く愛されるとうれしい」と述べた。
同館は1988年5月、愛知県内初の本格的な自然史系博物館として開館した。シンボルである草食恐竜エドモントサウルスの実物化石をはじめとする科学展示を通して学びの機会を提供してきた。現在収蔵する生物系や地学系の標本は約59万点にのぼる。各分野の学芸員が教育普及や調査研究に従事している。
館内の映像シアターでは、大型スクリーンに3次元(3D)映像による科学番組を上映している。
2022年には、人気ゲーム「ポケットモンスター(ポケモン)」と太古の生物の化石を比較して古生物学に親しむユニークな巡回展「ポケモン化石博物館」を開催。会期中の約4カ月間で約14万人という動員数を記録した。
今月21日には、その第2弾に位置づけられる「ポケモン天文台」が始まる予定で、前回越えのヒットになるか関心が集まっている。