新城市で山城サミット開催

全国から関連団体集い11月28日と29日/城郭考古学者の千田嘉博さんら豪華講師陣

2026/09/21

全国山城サミットについて説明する加藤学芸員(設楽原歴史資料館で)

 山城がある自治体や関係団体が各地から集まる「第33回全国山城サミット」が、新城市の新城文化会館で11月28、29日に開かれる。長篠城を死守した奥平信昌が新城城を築いてから、今年は450年の節目に当たり、市が記念事業として誘致した。戦国時代に関する講演を聞いたり、各団体のブースを見て回ったりと、歴史ファンにはまたとない機会となりそうだ。

 同28日は大ホールで、静岡大名誉教授の小和田哲男さんが「三遠南信の戦国時代」をテーマに講演する。続くシンポジウムでは、城郭考古学者として知られる千田嘉博さんらが、東三河の山城について話し合う。いずれも先着順で聴講できる。

 同29日には、40余りの団体が山城などにまつわるブースを出展する。屋外の広場では長篠・設楽原鉄砲隊が火縄銃演武を披露するほか、ミニ軽トラ市が開かれる。

 事前予約制の「お城探訪ツアー」も催行する。新城城コース(徒歩)、作手山城コース(バス)とも無料で、各20人程度の参加者を募集する。

 小ホールでは有料の記念講演がある。NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の時代考証を務める歴史学者の柴裕之さんが、奥平家や信昌について語る。

 探訪ツアーは市のウェブサイトから申し込む。柴さんの講演は、新城文化会館、設楽原歴史資料館などでチケット(1000円)を販売する。

 申し込みや販売は10月1日から。問い合わせは市教育委員会歴史文化課=電話0536(23)7610=まで。

 全国山城サミットは1994年、兵庫県朝来市で第1回が開かれた。サミットの連絡協議会には117団体、183城が加盟する。

 新城市内の山城としては、続日本100名城に選ばれた古宮城や、亀山城などが知られる。

 設楽原歴史資料館の加藤沙也果学芸員は「豪華な講師陣をお招きしているので、ぜひお越しください。新城にお城がたくさんあることを知ってもらいたい」と話している。

長篠・設楽原鉄砲隊の火縄銃演武(資料)

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