人形の歴史や人々の思いを学ぶ

来年3月、ミュージカル「青い目の人形物語」開催に向け「はじまりの会」開く/新城

2026/09/29

紙芝居を披露する夏目さん㊧と加藤さん(新城市長篠の市民センターほうらいで)

 日米親善人形交流100周年を記念して、NPO法人しんしろドリーム荘が運営する新城市の親子合唱団「しんしろ星の子合唱団」が、来年3月31日にミュージカル「青い目の人形物語」コンサートを開く。27日、同市長篠の市民センターほうらいで、開催に向け「はじまりの会」が開かれ、団員らが人形の歴史や人々の人形への思いを学んだ。

 日米の子どもらの交流を―と、ミュージカルのタイトルのもとになる「青い目の人形」が1927年、アメリカから友好を願い約1万2700体が贈られた。日本から答礼として、同じ年に日本人形58体がアメリカに贈られている。ただ、太平洋戦争など影響で、多くの人形が処分や焼却され、今も残っているのは東三河では同市の東陽のほか、豊橋市の西郷と細谷、豊川市の御津南部、田原市の田原中部、設楽町の旧田峯の各小学校とみられる。

 来年3月が人形交流100年になる。 この日のはじまりの会では、「日米親善人形交流・100周年記念事業あいち実行委員会」の西村公孝副委員長が、青い目の人形を解説した。この中で、人形には名前やパスポートがあったことを紹介し、日米対立で多くが処分されたことなども取り上げ、「今も人形が残っているのはすごい」と強調した。

 また、夏目礼子さんと加藤弘文さんが西尾市立吉良中学校に残る人形「アテナ」を題材にした紙芝居を披露した。東陽小に残る人形「ノルマンくん」について、地元大野の菅沼昭博さんと、すでに亡くなった鈴木よし子さんから聞いた話として伝えた。

 合唱団の山本拓哉代表は「ミュージカル開催に向け励みとなる会になった。平和の尊さを訴えたい」と話した。

 合唱団では現在、フィナーレの2曲を一緒に歌う臨時団員を募集している。申し込み・問い合わせは、しんしろ星の子合唱団=0536(22)0802=へ。

菅沼さん㊧と山本代表(同)

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紙芝居を披露する夏目さん㊧と加藤さん(新城市長篠の市民センターほうらいで)

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