田原まつり開幕/きょうも巡行など祭りムード華やかに
2026/10/12

曲がり角で迫力ある「車切り」を見せる昼山車(田原市田原町で)
田原市田原町の市街地で11日、伝統の「田原まつり」が始まり、本町、萱町、新町のからくり人形を載せた昼山車3台(市有形民俗文化財)が引き回された。笛や太鼓のお囃子(はやし)が響き、まちなかは祭りムードに包まれた。
渥美半島に秋の訪れを告げる田原まつりは江戸時代が始まりとされ、市街地5町で繰り広げられる。例年、9月に行われるが、今年はアジア競技大会に伴い日程を変更した。
秋晴れの下、豪華な昼山車3台は各町の住民や田原福祉グローバル専門学校の学生らに引かれ、目抜き通りや各町内をゆっくりと巡回。曲がり角での「車切り」が見せ場で、高さ6㍍前後の山車をきしませながら、男衆らが息を合わせて見事にかじを取った。
3台は昼ごろ、田原まつり会館にそろい、お囃子やユーモラスな動きのからくり人形が披露された。
この日は、道の駅「田原めっくんはうす」の観光ツアーが実施され、名古屋などから21人が参加。法被を着て本町の昼山車を引いたり、新町の八幡社で餅投げに参加したりした。山車を引いた台湾の若者は「みんなと一つになり、日本人になった感じです」、一緒に訪れた日本の女性は「曲がる時の引き方、動き方が難しかったです」と笑顔で話し、初体験を満喫した様子だった。
12日は、昼山車や大筒神輿の巡行、手筒花火、大筒花火などが行われる。