豊川のイトコーで荒木千香子さん切り絵展
2012/09/28
作品のランプシェードなどと荒木さん
東三河を中心に活動する切り絵作家、荒木千香子さん(豊橋市牛川町)の作品展が、イトコー(豊川市諏訪西町・伊藤正幸社長)、モデルハウスで開かれている。
「季節を愉しむ家と庭」をテーマに飾られた作品は、全て荒木さんのオリジナル。作品の中には童話をモチーフにし、自分なりのイマジネーションで作り上げたものもあり、温かいが洗練された作品ばかり。細かなカットに驚かされる。
大学では日本画を学んだ荒木さん。5年前に切り絵のとりことなり、2年前、初の個展を開いた。独学だというが、すてきなデザインやミリ単位で紙を切る技術力の高さ、集中力は芸術家の仕事だ。
工房はなく机一つ。「子どものころの勉強机で作業している。勉強には使わなかったけれど、やっと日の目を見た感じ」と千香子さんは笑う。
音楽を聴きながらイメージを膨らませ、毎日紙を切っている。
切り絵展は10月14日まで。入場無料。作品は購入も可能。
連絡はメールChikako.paper@gmail.com まで。