家庭用LPガス低迷
2013/07/09
サーラコーポレーション(神野吾郎社長)は8日、2013年11月期第2四半期(12年12月~13年5月末)の連結業績を発表した。グループ内の事業業績にばらつきが見られ、全体的にも対前年比で伸び悩む中間決算となった
連結の売上高はほぼ横ばいの721億4700万円(前年同期比0・9%減)、営業利益は18億8400万円(同6・4%減)、経常利益は20億8600万円(同4・0%減)だった。中間配当は5円。
主力のガス事業では、気温が高めに推移したことから家庭用LPガス販売が低迷し、売上高は前年同期比で微減。円安により原料価格が上昇したことにより、営業利益が同14%減少した。
一方、建設・土木・設備事業は、売上高は微減となったが、徹底的な受注管理により利益率が改善、前年より15・5%営業利益が増加した。
輸入車販売事業は昨年でエコカー補助金が終了したものの、前年から続く好調を維持。売上高は同7・0%増、営業利益も同22・5%増加した。
動物医薬事業では、売上高は同7・2%減だったが、利益率の高い商品に注力した結果、営業利益は80・2%増加した。
通期業績の予想に変更はなく、売上高1390億円(同1・2%増)、営業利益19億5000万円(同15・9%増)、経常利益22億円(同10・6%増)を見込んでいる。