リべラール豊橋が２連覇

サーラカップ2013東三河予選Ｔ決勝『決着は延長の熱戦』

2013/09/24

延長１分、葉山新之輔㊥の決勝弾に歓喜するリベラールの選手たち

　小学４年生以下対象の「サーラカップ２０１３」東三河地区予選は23日、豊橋市総合スポーツ公園かもめ広場で決勝トーナメントが行われ、リベラール豊橋が２年連続２回目の優勝。準優勝のラランジャ豊川、サザンフォックス、ブリランテの上位４チームが決勝大会の出場権を獲得した。東三河サッカー協会主催、サーラグループ特別協賛、東海日日新聞社協力。

　今大会では、サッカーＪ１・ジュビロ磐田の本拠地「ヤマハスタジアム」で開かれる決勝大会を目指し、参加29チームが８ブロックに分かれて予選リーグを戦い、各組１位が決勝Ｔで４枠の切符を争った。

　今大会では、僅差の接戦や怒涛のゴールラッシュ、終盤の逆転劇などさまざまな試合が繰り広げられ、選手たちは互いに声を掛け合いながら、一生懸命にゴールを目指した。

　決勝大会への出場権を懸けた決勝Ｔ１回戦では、実力拮抗（きっこう）の緊迫した接戦が展開され、２試合がＰＫ戦に突入。

　会場中がかたずをのんで見守る中、選手たちはフェアプレー精神で勝敗を競い、試合後には互いの健闘をたたえた。

　リベラール×ラランジャの決勝では、どちらも譲らず互角の攻防が続き、最後は延長戦で決着。

　両チームとも決勝にふさわしいハイレベルな好試合を披露。本番での東三河勢の躍進を期待させた。

　第10回記念大会となる今年の決勝大会は、12月８日にヤマハスタジアムで開催。東三河勢４チームは、夢の舞台で第１回大会以来の優勝を狙う。

東三河制覇のリベラールに優勝カップが授与された

上位４チーム決定、他地区の強豪に挑む

　サーラカップ２０１３東三河予選は、リベラール豊橋の２連覇で、３日間の熱戦に幕を閉じた。

　今大会の上位４チーム（リベラール、ラランジャ豊川、サザンフォックス、ブリランテ）が12月８日の決勝大会（ヤマハスタジアム）で他地区の強豪と戦う。

　今年の東三河予選では、決勝に進出したリベラールとラランジャをはじめ、各チームが気持ちのこもった粘り強いサッカーを展開した。

　優勝したリベラールは、エース葉山新之輔を軸に、縦に速い攻撃サッカーでゴールを量産。６試合で31得点と、多彩な攻めで相手守備を翻弄（ほんろう）した。

　守備でも、河合啓斗が的確なカバーリングで攻撃の芽を摘み取り、前線への効果的なフィードでチャンスを演出した。

　大会後、山本宜紀監督は選手の積極的なプレーを勝因に挙げ「常にゴールを意識し、誰が出ても戦えるチームを目指したい」と決勝大会での活躍を誓った。

　準優勝で予選を終えたラランジャは、ストライカー大井崇ノ介のほか、大畑司馬や金田光介、ＧＫ中村亮太が存在感を放った。

　３年連続出場となる決勝大会では、チーム一丸で念願の初戦突破を目指す。