東三河ヤクルト販売/「いつまでもお元気で」メッセージ添え
2016/09/16
花を受け取った成田さん㊧とヤクルトスタッフの櫻井さん
東三河ヤクルト販売(豊橋市花中町、高橋豊彦社長)は12日から17日まで、敬老の日(19日)に合わせて高齢者の顧客に生花をプレゼントしている。
花のプレゼントは2005年、ヤクルト本社の創業70周年を契機に開始。ヤクルトスタッフが商品を届けている1人暮らしまたは夫婦だけで暮らす高齢者に、手書きのメッセージカードとピンクのカーネーションを贈っている。
15日、同社豊橋東センター(同市西小鷹野)の櫻井久美子さんは、東田町の成田利之さん(89)に、「明るくパワフルな成田さんにいつも元気をもらっています。いつまでもお元気でいてください」とメッセージを添えた花を手渡した。
毎週水曜日の櫻井さんの配達を楽しみにしているという成田さんは、「ほかに花を受け取る機会がないから、うれしい」と満面の笑みを見せた。
ヤクルトグループでは1972年から、商品の宅配を通じて1人暮らしの高齢者の安否確認などを行う「愛の訪問活動」を行っている。
敬老の日の生花プレゼントも活動の一環として実施。昨年は、31都道府県で約4万5000人の高齢者に花を贈った。