業界初・独自のリサイクルラインを学ぶ
2018/08/28
設備を見学する参加者
県議会の産業振興・環境対策特別委員会(久野哲生委員長)は27日、豊橋市神野新田町の金属リサイクル業、紅久商店(三浦圭吾社長)を訪れ、施設見学や会社の取り組みについて学び、県政の環境対策に生かすための県内調査を行った。
紅久商店は昨年、環境経営の先進的かつ実践的な取り組みを顕彰する「愛知環境賞」で銀賞を受賞。今回、特別委の県議県職員ら約30人が参加し、受賞理由となった、小型家電および金属リサイクル事業における金属とプラスチックの分解をほぼ完全に行うことのできる業界初の乾式ラインを視察した。
一行は、担当社員の案内で、施設内の設備を見学。独自のリサイクルラインを熱心に見て回った。映像やサンプルの見本をみながら、会社の事業概要について説明も聞いた。
紅久商店が東三河で唯一の小型家電リサイクル法認定事業者であることや、2020年開催の東京オリンピックに使うすべてのメダルを都市鉱山から作る取り組み「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」に、事業者として加わっていることも伝えられた。