本多電子が超音波科学館リニューアル/全面改装し情報・技術展示、映像コンテンツ導入
2019/10/22
リニューアルした超音波科学館(豊橋市大岩町の本多電子本社で)
超音波応用機器メーカーの本多電子(本社=豊橋市大岩町、本多洋介社長)は、本社1階にある超音波科学館をリニューアルした。25日のオープンに先駆けて21日、報道機関向けに先行公開した。
「見て、触れて、超音波を体感してもらう」ことをコンセプトに全面改装し、超音波に関するさまざまな情報や技術展示をする。これまでのパネル展示から、よりわかりやすい映像コンテンツを導入し、体験コーナーを充実させた。社員が交代で館長を務め、ガイド役を担う。
館内は、国内トップシェアを誇る魚群探知機にまつわる展示や、魚群探知機を使用しながら魚釣りができる体験コーナー、開発から製造まで一貫して取り組む圧電セラミックスに関する展示など、大人から子どもまで楽しみながら超音波について学べる内容となっている。
超音波科学館は、1996年に開館。これまでに、地元の学校の社会見学や業界団体の視察などを多く受け入れてきた。
開館時間は、月~金曜日の午前9時~午後4時。料金は無料で、事前の申し込みが必要。申し込みは、本多電子=電話0532(41)2511=へ。