桜の季節
第4章 78回
2020/09/06
桜丘は新人戦から成長した姿を見せられるのか
愛知県バスケットボール協会は、全国高校バスケ選手権大会(ウインターカップ)愛知県予選の運営基本方針を示した。上位チームのみで争う「愛知県代表決定校トーナメント」と、その他チームが参加する「トーナメント」を分離して実施する特別大会とし、新型コロナウイルス感染症拡大防止として全試合を無観客で行う。
基本方針では、以下の内容が発表された。①愛知県の出場枠はブロック枠(東海新人大会優勝の中部大第一)と都道府県枠の2枠がある。②桜丘も出場する代表決定トーナメントは、来年度から実施する愛知県U18リーグ戦の1部に所属する15チームで行う。③延長戦は5分間(代表決定トーナメント)とする。
さらに、感染対策のガイドラインとして、出場選手は大会2週間前からJBA(日本バスケットボール協会)指定のチェックシートで健康状態を記録。マスク着用やベンチ消毒、速やかな移動を徹底し、ハーフタイムのアップは行わない。
また、コロナ禍により今年度から開始される予定だったリーグ戦は1年延期。来冬のオール愛知では、二次トーナメントの規模を拡大させる。
なお、ウインターカップの出場権を懸けた代表決定トーナメントの組み合わせも発表されており、桜丘はシード校として2回戦から登場する。注目の初戦は、下位8チームの抽選で対戦相手が決まる。
3年連続7度目の全国切符まで、2回戦と準決勝、決勝の3試合を戦うことになる。特に決勝では、打倒・桜丘に燃える安城学園、あるいは今年2月の新人戦でエース松野遥弥を欠き6点差と苦戦した岡崎学園など、一筋縄でいかない相手をどう迎え撃つのか。
初戦は、10月31日。