豊橋駅前で東日本大震災の追悼集会開く/桜丘高校
2021/03/13
桜丘高校の生徒を中心に黙とうする人たち(豊橋駅前ペデストリアンデッキで)
東日本大震災が発生した年から復興支援活動を続けている桜丘高校(豊橋市南牛川)は11日、豊橋駅前のペデストリアンデッキで追悼集会を行い、同校生徒会長が駅を行き交う人たちに黙とうを呼び掛けた。
被災地のお年寄りとのやりとりを続けている「孫便りの会」の生徒らが中心となって「心」の文字に並べたろうそくに点灯。同校生徒や教職員、卒業生らが集まり午後5時46分、東北に向かって追悼の祈りをささげた。
同校2年の生徒会長の平川好琉さんは、「被災者と私たちが心と心を寄せることが大切。心に寄り添い、元気を届けたい」と語った。
同校では活動を続けることの大切を考え、規模が小さくなっても続けていこうと、今回の追悼集会を実施した。
13日は、市こども未来館ここにこで、「桜絆まつり」を開催する。