桜の季節 

富永「一時」帰国

第五章 第13回

2021/06/20

日本代表候補の富永啓生が一時帰国した

 桜丘OBの富永啓生が、東京五輪3×3バスケ男子日本代表候補として強化合宿に参加するため、一時帰国している。日本代表は7月24日から28日まで、東京都江東区の青海アーバンスポーツパークで、男女各8カ国による全チーム1回戦総当たりの予選ラウンド、決勝トーナメントでメダル獲得を目指す。

 日本人の枠を軽く飛び越えアメリカで大きく飛躍する富永に、高校卒業からの2年間について、思いを語ってもらった。「5月上旬に帰ってきました。(コロナ禍で)入国時に成田空港の近くにあるホテルで2週間の隔離はありましたが、体調は問題なくしっかり動けています」。自身の活躍を振り返って「波もちょっとありましたが、最終的に全米ベスト4進出を決められたのは良かったかなと思います。(昨秋の)シーズン序盤はコーチ交代の影響もあって戦術の理解が遅れてしまい、あと、目をケガして距離感を失っていた時期があり、なかなか結果が出ずベンチに座る時間も多かったです。言い訳になってしまいますけど」。富永は、そう言って少し苦笑いをしながら自分自身のパフォーマンスを分析した。

 コーチから求められるチームの中での役割は「それほど大きく変わってなくて、3点シュートをしっかり決めることと、ドリブルでゴール下へ切り込んでプレーの幅を広げること。あと、守備で相手を自由にさせないように。ポジションもシーズンが進む中で自由に変えながら、自分の長所を生かせるプレーを探っていました。PGとしてボールを運ぶ場面も増えて、最後はシュートで終わるように心掛けていましたけど」。そう話す富永の目に自信が見えた。

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