「農場フェス」テーマは省電力

きょうまで「トヨタネ」研究農場を開放

2022/01/28

 農業資材・苗販売の「トヨタネ」(川西裕康社長)は27日、同社研究農場(豊橋市東高田町)で「農場フェス」を開き、農家ら約100人が来場した。28日まで。

 「省力化」をテーマにして今年初めて開いたイベントで、品種比較試験や栽培試験を行う研究農場を誰でも自由に見てまわることができる。

 自動運転しながら農薬をまくドローンの飛行実演や、ガソリンを使わず農場を行き来できる小型電動三輪自動車の試乗会、体の負担が軽くして重い物を運ぶことができる作業アシストスーツの展示・相談会など、テーマに合わせた展示がある。

 点在する圃場(ほじょう)の中からこの日は第4圃場を開放。トマトの比較栽培の様子(写真)や、デンソーと共同開発した自動制御システム「プロファーム」や、気軽に導入できる各種制御盤「当盤シリーズ」といった自社製品を見ることができ、あちこちのハウスで、栽培方法や収穫量について熱心に質問する来場者の姿が見られた。

 栽培支援部の千賀雅典部長は「農家の皆さんはもちろんどなたでも大歓迎。環境に配慮し、これからの農業を支援する当社のSDGsな取り組みを見てほしい」と広く来場を呼びかけた。28日も午前10時~午後4時まで開く。

毎時開催のドローン飛行実演

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