実物の「航空灯火」販売

　航空機が離着陸を安全に行うための視覚援助設備の一つ「航空灯火」が、中部国際空港セントレア（常滑市）のオフィシャルショップで販売されている。実際に使用され、故障や破損し廃棄予定だったジャンク品で、空港のＳＤＧｓ（持続可能な開発目標）の取り組みの一環。

　販売商品は、誘導路の淵を示す誘導路灯（一式３万３０００円）や、航空機に駐機位置を示す灯火発光部分の一部である駐機位置指示灯ＬＥＤ基板（２２００円、いずれも税込み）など。なくなり次第販売終了となる。

　ジャンク品は、いわゆる本来の機能が果たせない価値を失ったものをいう。今回の販売品は、空港で使われていたものということで、航空ファンや関連コレクターから注目を集める。

　販売は同空港第１ターミナル４階スカイタウンの「ＳＯＲＡＭＯＮＯ」で、営業は午前８時～午後９時。問い合わせは同店＝電話０５６９（38）０４５１＝へ。

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